お知らせ

「昔なつかし写真展」R5.4.14~4.16

うららかな春の光がふりそそぐ中
たくさんのお客様にご来院いただきました。

写真をご覧になって、「あー、そうそうこんなだったなあ!」とか
懐かしくて懐かしくて、写真の前でしばし留まっては
皆さん感慨深げなご様子でした。

180枚あまりの写真には、
昭和20年代から40年代にかけての暮らしぶりが満載で、
その中でも強く感じたのは
とにかく人々の生き生きとしている表情でした。

決して物があふれている時代でもなく
戦後ですから、贅沢ができるわけでもないのに
写真の中の人たちは みんな笑顔で明るく楽しそうなのです!
うらやましいくらいに……

それはたぶん、人と人とのかかわりがとても濃いものであって
相手に対しての「思いやり」や「やさしさ」に
あふれる世の中だったからなのかもしれません。

会期中、若い世代のお客様に
ご覧いただけなかったことが残念でした。
またいつか、この貴重な写真展が開催されることを祈ります。

主催者の松本様 ありがとうございました。   合 掌

茅葺き屋根の常勝院  昭和26年(1951)11月14日

庫裡(くり)(住居部分)は曲がりやになっていて
本堂には たいこ橋を渡って入ったそうです。

寺の前の道の両側には「お茶の木」が植えられ
お米ももちろん、ほとんどが自給自足の生活でした。

本堂の北側には、防風のためでしょうか
高い杉の木が植わっています。

翌年 昭和27年に 茅葺きから瓦の屋根に
葺き替えられました。

八房保育園卒園式 昭和38年3月25日

農繁期(田植えや稲刈り)の際に 季節保育所として
お子さんをお預かりしていたことが始まりで、
その後、地域の方々の要望に応え、
八房保育園(梅の名前にちなんで)として
開設されたと聞きました。

本堂西側には 護摩祈禱をするための「不動堂」が建っており
当時はこのお堂が保育園でした。
庭には ブランコなどの遊具もあったそうです。

園長先生は 住職の鶴田廣隆僧正です。
子供にはとっても優しい園長先生だったそうです。

八房(やつふさ)(うめ)  昭和33年(1958)3月15日

定かではありませんが 樹齢300年以上と言われておりました。

残念ながら平成16年に枯れてしまいましたが、
偶然にもその前年6本の挿し木に成功し、
その中でも一番成長の良かったものを
以前の場所よりも西側に植えました。

次の年平成17年に本堂大改修工事のため
新しい参道を作りましたが、
先代の梅が枯れなければ、現在の場所に参道を敷くことは
不可能でした。

子孫を残し、それを知ったと同時に自ら身を引いたかのような
せつなくも尊い生きざまを教えられたような気がします。